イタリア語を学べば、イタリアが見えてくる!アペリチェーナ

よく知られていることですが、イタリア人はみんなで飲んだり食べたりするのが大好きです。
友達を作ったり、新たな恋が始まったり、友達に会ったり、時間をつぶしたり、仕事をしたり、記念日やイベントをお祝いしたり、休んだり、いろいろな目的で、レストランやピッツァ屋に出かけます。
飲んで、屋外で食べます
イタリア人は食べることに目がなく、いつでも食べに出かける新たな機会を探しています。
この思いから「アペリチェーナ」は誕生しました。「アペリチェーナ」とは、アペリティフ(食前酒)と夕食の中間のようなもので、飲み物片手にお料理をいただく食事スタイルのことです。いつもの夕食の時間に集まって、夕食より気楽に気軽に料理を楽しみます。安いのも魅力で、飲み物を注文し、その代金(約5~8ユーロ)を支払えば、あとはブッフェスタイルで好きなものを食べることができます。
宴会
たいてい19時から21時の間にアペリティフを提供しているバールに集まります。
アルコール度数の低いドリンクを注文しましょう。例えば、カクテル系のスプリッツ(蒸留酒のスピリッツではない)、マルティーニ、モヒートや、 グラスワイン白D.O.C.がおすすめです。そして、ブッフェのおつまみをいただきます。おつまみは、トマトのブルスケッタ、野菜のパスタ、リゾット、サラダのイタリア産エクストラバージンオイル和えなどが定番です。
おつまみの種類が多くて、質の高いブッフェを提供するバールは、いつも繁盛しています。
アペリチェーナは夏でも冬でもいつでも楽しむことができますが、やっぱり夏の間は活気があります。
夏は、テラス席に座って涼しい夜風を感じながら、友達とおしゃべりしたり、
通りを散歩する人々を眺めたりして、仕事や海で疲れた体を癒します。
ビュッフェ
このような出会いは、イタリア語と文化を学ぶ最良の方法です。食べたり飲んだりしながら、イタリア語コースをしているようなものです!
ピサでは、当学院のイタリア語コースの学生達が、ペーラ広場にある「Chicchessiaキッケッシーア」でよく集まっています。そこでは、私たちの友人カティアが、おいしい飲み物やビールとおつまみなどを提供してくれるのです。ときどき、町中の「Sud(スッド)」にもお邪魔して、南イタリアの特産物を味わいます。
Aperol Spritz
一方のヴィアレッジョでは、港に停泊している漁船の上で捕れたての魚を使った“フリッティーノ(小さい魚のフライ)”と白ワインを味わうことができます。海沿いのバール「エデン」でアペリチェーナをすることもあります。
食前酒
イタリアに来たら、ぜひともアペリチェーナを体験してください。